酷評の嵐で話題になっている映画『大怪獣のあとしまつ』を見て来ました。
東映と松竹の共同配給で気合が入ってそうなのに、肝心の特撮がショボく、そもそも特撮を見る映画ではないと割り切ったとしても、嫌な煮え切らなさが残る映画です。
【物語】
日本に出現した巨大怪獣は、宇宙からの怪光線によって倒され、死んだ。
復興を急ぐ総理(西田敏行)は、秘書官の雨音(濱田岳)に命じて、首相直属の特務隊員アラタ(山田涼介)に怪獣の死体処理をさせることに。
閣僚たちが利権をめぐって対立する中、怪獣の死体は腐敗が進行し、爆発する危険性が高まる。
…この監督は、もっとミニマムな題材が似合うと思うのですね。
コメディだとしても、怪獣を出すとなると特撮が必要になる訳で、そのあたりのセンスのある監督じゃないと務まらない訳ですよ。
怪獣が出てこない怪獣映画といえば、奇しくもこちらも松竹映画だった『大怪獣東京に現る』がありましたが、あの映画よりは酷くないというレベル。
政治風刺も特撮もコメディもドラマも壊滅的。近年、ここまでひどいのは珍しい。
『シン・ゴジラ』『AKIRA』のパロディをやるなら本気でやれば良かったのに…。
★★。怪演を見せてくれた松重豊を除いて良い役者もなし。
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