mixiユーザー(id:6337596)

2021年09月20日17:31

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メタ構造は難しい 『鳩の撃退法』

藤原竜也主演の新作ミステリー映画『鳩の撃退法』を見て来ました。
この人の映画はいつも、「ただならぬ何か」を感じさせるので楽しいです。

※ご注意。映画の内容に触れる記述があります※

【物語】
「直木賞作家で今は風俗の運転手をしている津田(藤原竜也)は、喫茶店で本を読んでいた男に話しかける。後日、男は家族とともに失踪したことが分かる。一方の津田は、行きつけの古本屋を営む老人から3千万という大金を受け取るが、使った一部がニセ札であることが分かり、ヤクザに狙われるハメにー」
…という小説の原稿を編集者に見せた作家の津田。編集者は、それが実話であると疑い始めるが…。

…虚構なのか現実なのか、あいまいなまま展開し、中盤で真実が分かるというメタな構造の物語です。良く計算されているのが裏目に出たのか、モタつき気味の演出が気になりましたが、楽しめる映画です。

うさん臭い小説家を演じた藤原竜也は今回も面白いし、岩松了やミッキー・カーチス、リリー・フランキーといった脇を固める役者もいい。捨てがたい部分も大きいです。

あえてメタ構造をやめてストレートなノワールにした方が良かったのでは、と思いましたが、楽しかったので良しとしましょう。★★★。
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