片岡千恵蔵が名探偵・多羅尾伴内(藤村大造)に扮するシリーズ第3作『二十一の指紋』をDVDで見ました。1・2作目をAmazon Primeで見て以来、すっかりこのシリーズにハマってしまったようです。
1948(昭和23)年の大映作品です。
知られざる邦画をリリースしているYK PICTURESから出ている廉価版DVDを購入しました。
【物語】
タクシー運転手に変装していた多羅尾伴内(片岡千恵蔵)は、海に身投げしようとしていた娘を助け、家まで送り届ける。しかしその家では主が殺されており、娘は姿を消してしまった。捜査に乗り出した多羅尾伴内は、現場にのこされていた二十一の指紋を手掛かりに、犯人に迫る。
…うーん、またもや面白い。
矢継ぎ早に変装する片岡=多羅尾伴内、ブローニングM1910を多用したガンアクション、派手なカーチェイス。今回はジェームズ・ボンドばりにタキシードで立ち回りを演じ、高速カーチェイスまでこなす片岡千恵蔵のダンディズムが炸裂!
ラストは例の決め台詞とともに高らかな笑いを上げながら真相を語り、完膚無きまでに犯人を叩きのめす痛快さ。84分という短い上映時間を1分たりともムダにせず、シャープな推理劇を撮り上げた、松田定次監督の職人芸が光る快作でした。★★★★。
しかし大映版のこのシリーズはソフト化が不遇です。
1・2作目はパブリック・ドメインによるワンコインDVDで、3作目はちゃんと大映マークが出る(一応の)正規品DVDですが、4作目は未ソフト化。
続く東映版がHDリマスターDVD-BOXで来月出るので、予約中です。
片岡千恵蔵のもうひとつの当たり役、金田一耕助シリーズもリリースしてくれ!
ログインしてコメントを確認・投稿する