地元の映画館で「インド大映画祭」が開催され、そのうちの1本『火花 Theri』を見て来ました。2016年の映画ですが、日本では映画祭のみで公開されています。
例によって、2時間半以上の長尺で、ミュージカルシーンもふんだんにあります。
物語は、インド映画お得意の復讐劇です。
【物語】
小学生の娘を男手一つで養うパン屋のジョセフ(ヴィジャイ)。
ある日、娘が交通事故に遭うが、ジョセフは加害者への告訴はしないと言って周囲を驚かせる。実はジョセフはかつて敏腕警官であり、大物政治家と犯罪組織に家族を殺された過去があったため、名前を変えて暮らしていたのだった。
ジョセフが生きていたことを知った悪徳政治家は、再び彼の命を狙うが、今度はジョセフの方から先手を打って復讐に乗り出す。
…ちょっとだらしのないお父さんがバイクで娘を学校へ送るというのんびりしたオープンングから、一転してバイオレンス・アクションへ転じ、かと思えば例のごとくのミュージカルシーンが絢爛に繰り広げられる。相変わらずカオスなインド映画です。しかもそれなりに長尺を飽きさせないので、楽しめるのだから凄い。
ちょっとウィル・スミスに似ている主人公と、何となく雰囲気がジェシカ・アルバっぽいいヒロインで、20年前ならハリウッドでリメイクしていても遜色なさそうです。
登場人物が、英語・ヒンディー語・タミル語を縦横無尽にミックスして話すのが凄い(本編とは関係ないけど)。
喫煙シーンが出るたびに画面に禁煙警告(読めませんでしたが恐らく「喫煙はあなたの健康を害する可能性があります」的な表示)が出るのが面白い。映画の冒頭にも喫煙・飲酒に関する警告が出ていました。
これ、アメリカ映画でも出るようになったら終わりだなあ。
★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する