今日も電気館にて市川雷蔵祭り。3本続けて見て来ました。
劇場側のはからいか、3本とも股旅映画でした。
●『鯉名の銀平』(1961(昭和36)年大映)白黒シネスコサイズ
カタギの船大工だった青年(雷蔵)が、下田の町でヤクザの抗争に巻き込まれ、復讐を果たすというお話。監督は田中徳三です。
惚れた女や親友のため、罪をかぶる主人公=雷蔵がラストで流す涙が泣けます。★★★。
●『沓掛時次郎』(1961(昭和36)年大映)カラー・シネスコサイズ
一宿一飯の義理のためにある男を殺した渡世人(雷蔵)。男の妻と幼い息子を助け、逃避行を繰り広げます。撮影が宮川一夫、監督・池広一夫という布陣です。
この映画、『鯉名の銀平』と公開日が2か月も空いておらず、いかに当時の映画製作のピッチが速く、量産されていたかが分かります。
名優・志村喬と杉村春子が共演しており、特に杉村春子など、画面に出てくるだけでピリッと引き締まるのが凄い。ヒロインも東宝の新珠三千代で、いつもの大映映画にないカラーが出ています。★★★★。
●『中山七里』(1962(昭和37)年大映)白黒シネスコサイズ
借金のカタに妻を取られそうになった男を助け、敵中突破の逃避行を決行する渡世人(雷蔵)の物語。監督は引き続き池広一夫。
中村玉緒が1人2役の熱演を見せています。★★★。
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