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2020年04月24日02:00

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2本の奇妙なヨーロッパ映画

Amazon Primeでのチャンネル数を増やしたので、見られる映画が一気に増えました。
その中から、今までに見てなかった映画をどんどん見ることにしています。

たまたま今日見た2本はいずれもヨーロッパ映画。
有名な作品ですが、今まで未見でした。

●『ラ・ジュテ』(1962フランス)

第三次大戦で崩壊したパリ。
捕虜となった男は、タイム・トラベルの実験台に選ばれ、大戦前の過去のパリへと時間を遡ることに成功。幼少のころの記憶にあった女と出会うが…。

テリー・ギリアムの『12モンキーズ』の原点となった作品で、全編ほぼスチール写真の静止画で構成されています。上映時間25分くらいの短編映画です。

SFですが、SF的要素をほとんど排しています。ゴダール唯一のSF『アルファヴィル』と同じです。

一か所だけ静止画ではないシーンがあり、それだけに強い印象を残します。★★★。


●『カサノバ』(1976イタリア=アメリカ)

性豪カサノバの伝記映画で主演はアメリカ人のドナルド・サザーランド、監督がフェリーニという、何とも奇妙な組み合わせの2時間半の大作です。

『サテリコン』もそうですが、虚無的で退廃的で巨大なセットに繰り広げられる狂乱というのは、見ていて辛い…。かなりの高画質なので色彩もキツく、拷問のようでした。

出てくる女に美人が一人もいないのが特徴。フェリーニ好みの大女(身長2m超)は登場します。性の表現はかなり露骨なのに、あまり嫌らしくないのが不思議です。

一番の謎は、どういう経緯でハリウッドからドナルド・サザーランドが呼ばれたのか。
なかなかのハマり役だったので良いのですが。★★★。
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