広瀬すずと堤真一共演のコメディ『一度死んでみた』を見て来ました。
上映時間93分というコンパクトさは丁度いいです。
【物語】
製薬会社社長の野畑(堤真一)は、社内の産業スパイを見つけるため、「48時間死んだ状態になる」新薬を飲んで死んだことにする。
野畑のひとり娘で、売れないバンドのボーカルをしている七瀬(広瀬すず)は、父親のことが大嫌いだったが、社長の火葬を急ぐライバル社の謀略を知り、何とか父を復活させようと奔走する。
…コントのような細かなアドリブ的ギャグと、伏線を張られた大仕掛けなギャグとが混在し、そこに役者の顔芸が加わり、カオスのような仕上がりとなった映画でした。
主演の2人も、あの髪形(絵に描いたような七三)で出てくるだけで笑える堤真一と、デスメタルのボーカリストがまったく似合わない広瀬すずが水と油のようで、それが劇中の役柄ならば良いのですが、チグハグな印象を与えてしまっています。
次々と現れる有名タレントや役者はそれなりに面白いのですが、突発的だし必然性もないので、そこだけ浮いているようでもありました。
深刻に考えるような映画ではないのですが、だからこそ、作り手は本気でバカをやって欲しかった。「バカになりきれていない」歯がゆさが何とももったいない。
★★★。
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