ハリウッド映画の公開や製作の延期が相次ぎ、せめて邦画は頑張って欲しいと思うものの、さしたる期待作に欠けるこの頃です。そんな中、『仮面病棟』を見て来ました。
【物語】
外科医の速水(坂口健太郎)は、先輩医師の頼みで「田所病院」の当直を引き受けることになる。速水は、恋人を事故で亡くしたという過去があった。
深夜、病院の近所でコンビニ強盗事件がおき、ピエロの仮面を被った犯人が病院に籠城する。速水ら病院のスタッフと入院患者が人質となり、犯人は金を要求してくるが、速水は犯人の目的が別にあるのではないかと疑う。
…病院に隠された不合理が蓄積し、大きな疑惑につながっていく展開はスリリングで面白かったです。映画が始まってからの60%ぐらいまでは、その展開が続きます。
その後が良くなかった…。しきりに過去を回想する登場人物、伏線の一つひとつをフラッシュバックさせて丁寧に説明するネタ明かしが相次ぎ、緊張感の糸をぷっつり切ってしまいます。
「そこまで観客はアタマ悪くないだろ!」とツッコミを入れたくなるほどの丁寧な説明ぶりに醒めてしまいました。残念。
重要なアイテムとして拳銃が登場しますが、どこから調達されたのか、終始疑問が付きまといました(アメリカ映画じゃないんだからベレッタはないでしょ…せめてロシアから密輸されたマカロフで)。
mack先生、医師としてのご感想を伺いたいです。
(手術室の電話回線はやっぱり別ですか?)
★★★。
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