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2019年11月29日00:31

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オールスター・キャスト時代劇の復活 『決算!忠臣蔵』

吉本興業と松竹映画の製作による喜劇調の時代劇『決算!忠臣蔵』を見て来ました。

世にいう”赤穂事件”の、討ち入りの際の収支決算報告書が残されており、それを基にしたノンフィクションをフィクションとして映画化したものです。


【物語】
元禄十四年。
赤穂藩の藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)は、不正に染まった吉良上野介に怒り、江戸城で吉良を斬りつけてしまった。おとがめを受けて藩主は切腹するが、赤穂藩士たちも城を明け渡すよう要求される。ご公儀や吉良への怒りに燃える藩士たちに対して、重心の大石内蔵助(堤真一)には復讐のやる気がまったく起きない。しかも藩の財政は火の車であった。
成り行きで、仕方なしに吉良邸への討ち入りが計画されるも、藩の金庫番だった矢頭長助(岡村隆史)は、討ち入りが予算的に不可能であることを見抜いていた。


…往年の、正月オールスター東映時代劇のような華やかなコメディに仕上がっています。
岡村隆史を筆頭に、木村祐一、板尾創路、西川きよし、村上ショージ、上島竜平など、吉本を中心とする喜劇人が数多く出演。俳優畑からも、主役の堤真一のほか、妻夫木聡、寺脇康文、西村まさ彦、濱田岳、荒川良々、竹内結子、石原さとみなどが共演しています。

異彩を放っているのが(冒頭にだけ登場する)浅野内匠頭役の阿部サダヲ。この人が出てくるだけで可笑しい。かなりヘンな浅野内匠頭が印象に残ります。

監督の中村義洋には、本作の姉妹編とも言えそうな『殿、利息でござる』がありました。
感動的な人情モノに切り替えようとして失敗したあの映画よりも、笑いに徹していて面白いです。

ただ上映時間126分は長い。
クライマックスともいうべき討ち入りのシーンをばっさりカットし、ナレーションで済ませているにも関わらず、テンポがゆっくりなので長く感じてしまいます。

吉良上野介が登場しない忠臣蔵映画も初めて見ました。

★★★。

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