70年代の2本の映画をリマスター映像で立て続けに見ました。
いずれもTVやDVDで見てはいましたが、綺麗な映像で見るのは初めてです。
●『ベニスに死す 4Kデジタルリマスター版』 (1971) 午前十時の映画祭
言わずと知れた、ルキノ・ヴィスコンティの名作です。
初見は中学の頃、NHKで見たのだったと思います。
ワーナー・ブラザーズとクライテリオン・コレクションによる4Kリマスター版で、上映環境もソニー・デジタルシネマ4Kでした。カラーが濃密な感じ。
映画の主人公たるマーラーの曲の数々は、高音がやや割れ気味。このあたりはホームシアターで自分でカスタマイズして視聴した方が良さそうです。
ラスト、整髪料とメイクがドロドロに溶けた中で死んでいくダーク・ボガートの醜さ。4K映像で生々しく蘇っております。
●『ガルシアの首』 (1974) 国内廉価盤ブルーレイ
4:3レターボックスのDVDで見た時とは雲泥の差となるブルーレイ版です。
メキシコのザラついた空気がそのまま焼きついたかのようなフイルムの質感が最高。
ウォーレン・オーツの格好良さと言ったら。サングラスが似合いすぎる。惚れ直しました。
…2本とも主人公が死んでいく悲壮な映画なのに、妙な充足感があります。
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