2000年から始まったシリーズ通算第7作(スピンオフを除く)、マーベル映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』を見て来ました。19年前の第1作から劇場で見ています。
この映画、全米での興行も批評も芳しくなく、脚本畑出身のサイモン・キンバーグ監督の演出力を疑問視する声も出ているようですが、それほど悪くはなく楽しめました。
ただ長年続いたシリーズの最終回を飾るには、疑問もあります。
【物語】
1992年。
スペースシャトル”エンデバー”が異常な太陽フレアに遭遇し、操縦不能となる。
プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)率いるX-MENが現場に急行し、シャトルの乗組員を助け出すが、ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が太陽フレアの直撃を受けてしまう。
その影響で強大な力を身に着けたジーンだったが、力を制御できず、やがて悲劇が起こる。
…第1作からそうですが、今回も配役は豪華です。
お馴染みのジェームズ・マカヴォイに宿敵マイケル・ファスベンダー、ミスティーク役のジェニファー・ローレンス、そして今回の悪玉にはジェシカ・チャスティンという顔ぶれです。
どこかで見たようなストーリーながら、それでも楽しめるのは、この配役によるものと、ハンス・ジマー御大による『インターステラー』風のダイナミックなスコアによるところが大きいです。ことに音楽の力は偉大でした。ハンス・ジマーのスコアには、戦闘シーンでも静かなシーンでも、一貫した主題があり、映画を強く印象付けています。
プロフェッサーXとマグニートーが共闘し、共通の敵と戦うというのも新しくないです。
ソフィー・ターナーが演じるキーパーソン”ダーク・フェニックス”の悲劇を際立たせるには、かえって良かったかもしれません。
★★★。
それにしても、全7作の時系列の複雑なこと。『ピンク・パンンサー』や『ターミネーター』シリーズのごとし。誰か時系列に沿って3時間ぐらいに編集してくれないかな。
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