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2019年05月30日00:02

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ダイナミック・ジュコーって何? 『黄金の犬』

1970年代の大作邦画に目がない自分としては、これまたずっと見たかった映画『黄金の犬』をやっと見ることが出来ました。

ソフトも出ている作品ですが、やはりHD映像で見たいもの。
日本映画専門チャンネルがやってくれました(鶴田浩二特集で)。

聞きしに勝る珍品映画で大満足です(笑)。

1979年(昭和54)年の大映作品です。


【物語】
通産省職員の永山(夏木勲)は、自身が関わったアジア某国への不正な武器供与の実態を記者に嗅ぎつけられ、北海道へ逃亡する。その記者も何者かに殺害された。
逃げられないことを悟った永山は、たまたま出会った猟犬のゴロの首輪に、証拠のマイクロフイルムを隠す。
事件の捜査に執念を燃やす警視正の安高(鶴田浩二)は、ゴロの飼い主である礼子(島田陽子)とともに永山とゴロの行方を追うが、殺し屋(地井武男)の執拗な追撃にあう。


…冒頭、北海道の山中でクマ(着ぐるみ)と死闘を演じる猟犬ゴロの勇姿からして不安感が噴出。その後も、海岸でアザラシと戦うゴロ、何発撃たれても立ち上がる森田健作、「トラック野郎」そのままの姿で登場する菅原文太、絆創膏で乳首を隠した島田陽子(伝説は本当だった…)、登場して数分で死ぬ三田佳子など、不可解で不条理な珍シーンが続出。大いに笑えます。

一応、鶴田浩二の暴力警視正と、サディストな殺し屋の地井武男の対決が軸になっていて、そのあたりはブレてはいません。しかし、それ以外のエピソードは浮きまくり、異様な映画に仕上がっています(先日の『幻の湖』ほどではありませんが…)。

救いは、「ルパン三世」全盛期の大野雄二が手掛けたスコア。音楽だけはクール!


あと1つ謎だったのは、公開当時のキャッチ・コピー。

「チェスカの銃弾がキミの心臓をブチ抜く暴力を愛のサスペンス ダイナミック・ジュコー!」

ダイナミック・ジュコーとは何だったのか、本編を見てもまったく分からず、でした。

★★★。
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