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��殺された愛犬の復讐を誓うソープ嬢。
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…この� 銑い鬚垢戮禿仂譴気擦覬撚茲覆鼻△海寮い砲△襪呂困�ないと思うのは普通です。
そもそも、すべてをミックスさせた奇想天外な脚本を書けるライターがいる訳がありません。
しかし現実には、� 銑い�複雑にからみ合った奇跡のような脚本と、それを映画化した作品があるのです。
名脚本家・橋本忍が自らの脚本を自らの監督で映画化した『幻の湖』が、その映画です。
ある時期までは文字通りの幻の映画でしたが、現在はDVDが発売され、橋本忍の死去に伴い、高画質なハイビジョン・マスターが衛星で放送されるに至ります。
という訳で、日本映画専門チャンネルで放送された幻の『幻の湖』を、ついに見ることができました。
1982(昭和57)年、東宝創立50周年記念作品です。
【物語】
琵琶湖のソープランドで働く”お市”こと道子(南條玲子)は、愛犬のシロが惨殺されたことで、犯人に復讐を誓う。犯人は、作曲家の日夏であった。
上京した道子は、アメリカの諜報員である友人のローザの協力を得て、日夏の住所を突き止めると、ジョギング中の日夏と並走して彼を殺そうとするが、スタミナが続かず失敗に終わる。
失意のうちに滋賀に戻った道子は、琵琶湖畔で笛を吹いていた男から、戦国時代にこの場所で非業の死を遂げた女の伝説を聞く。男はスペースシャトルで宇宙へと旅立っていく。
…なんだこれは(笑)。
自分であらすじを書いてみても、まあ良く分かりません。でも、ほぼ間違っていないと思います。
物語の骨組みは前述の��で、可愛がっていた犬を殺されたソープ嬢(本当はトルコ嬢ですが時世的に言えず)が、執念の追跡の果てに復讐を遂げるというシンプルなもの。そこへCIA(明記されてはいませんが恐らく)、スペースシャトル(特撮がショボすぎて悲しい)、戦国時代のエピソードが「まるで急に思いついたかのように」挿入され、見る者を激しく混乱させます。
そのカオスなような展開が、2時間50分にもわたって続くのだからたまりません。
しかも、オーディションで選ばれたという主人公役の南條玲子のダイコンっぷり!
これで丹波哲郎や仲代達矢、佐分利信でも出ていれば話は別ですが、宮口清二と大滝秀治と北大路欣也が数分間顔を出す程度ではかなり辛いです。
黒澤明の映画をはじめ、『砂の器』『八つ墓村』『人間革命』などの超大作を書き上げたヒットメーカーの橋本忍が、なぜこのような狂った映画を撮ったのかが最大の謎。
『八甲田山』のロケ中に、「ブナの大木に話しかけて思いついた」企画だというのが、妙に説得力があって不気味だったりします。
邦画史に残る大珍品映画を見られたという点だけで、★★★です。
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