セルジオ・レオーネ監督のファンとしては、初クレジット作『ロード島の要塞』(1961)は外せませんが、なかなか見る機会に恵まれず今に至ってました。
今日、たまたま寄ったイオンモールのCD・DVD屋で『ロード島の要塞』のDVDを発見。新品なのに500円という投げ売り状態で、あわてて購入しました。
1961(昭和36)年のイタリア映画です。いわゆる”剣とサンダル”もののマカロニ製史劇です。
【物語】
紀元前3世紀。
ギリシャ軍の将校ダリオ(ロリー・カルホーン)は、休暇でロードス島にやってくる。島では、港を見下ろす巨神像の除幕式が行われていた。
その日の夜、たまたま王の密談場所の近くを通りかかったダリオは反逆者の疑いをかけられ、身柄を拘束された上、奴隷たちの中に送られる。そこでは、クーデターの計画が密かに進行していた。
…同時期のハリウッド製スペクタクル史劇に敵う訳はありませんが、MGMが配給を担当したこともあり、マカロニ史劇にしては潤沢な予算によるセットや効果が見られます。中でも巨像のセットはかなり大掛かりなもので、大映70ミリ映画『釈迦』を彷彿とさせます。
とはいえ後のセルジオ・レオーネ監督を知る者にとっては複雑な出来。
2時間20分近い上映時間はかなり冗長、登場人物もステレオタイプの極みなので、辛い映画でした。
俳優陣も、ヒロインのレア・マッサリ(つい先日『狼は天使の匂い』を再見したばかり)以外は知らない役者ばかりでした。
★★★
ワンコインで購入できたDVDとしてはお買い得。
ただし”HDマスター版”とある割には画質は中の下です。
トリミングされないシネスコ・サイズ(トータル・スコープ)だったのと、ジャケットにある上映時間127分が誤りで、138分の全長版だったのが拾い物でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する