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2018年05月11日16:07

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知性だけでつくった映画? 『モリーズ・ゲーム』

脚本家アーロン・ソーキンの監督デビュー作であり、アカデミー脚色賞にもノミネートされた『モリーズ・ゲーム』を見てきました。

オリンピック候補のアスリートからポーカー賭博の経営者へと転身したモリー・ブルームの自伝を映画化したもので、2002〜2014年ごろの、比較的新しい出来事を描いています。


【物語】
セレブ相手の高額なポーカー賭博を運営していたモリー・ブルーム(ジェシカ・チャスティン)は、ある日突然FBIによって拘束され、資産を押収された上に告訴される。保釈されたモリーは人権派弁護士のチャーリー(イドリス・エルバ)に弁護を依頼。ソルトレイク五輪候補のスキー選手だったこと、怪我で引退を余儀なくされたこと、ポーカー賭博の世界で財産を築き上げてきた過去を語る。


…『ソーシャル・ネットワーク』や『マネー・ボール』でアーロン・ソーキンが書いて見せたセリフの洪水は健在。ちょっと変わった方面でのし上がり、頂点に立つも孤独に悩む主人公というのも健在のスタイルでした。

高学歴でスポーツ万能、頭がキレるヒロイン像にジェシカ・チャスティンはぴったり。
彼女を弁護する役のイドリス・エルバも知性的なタイプ。ヒロインの父親役のケビン・コスナーも、高額な医療報酬の精神分析医という役柄で、主役の3人がみんなエリートという映画です。

初監督となるアーロン・ソーキンの演出も、熱くならず、静かに物語を進行させるので、主役の3人と相まって非常に知性的な仕上がりに。そこに物足りなさがありました。

ただ一つ、ヒロインの幼少時代に厳格だった父親が、はじめて娘への心情を吐露するシーンは、ケビン・コスナーの名演もあり、感動的です。

2時間20分の長尺は飽きませんでした。★★★。
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