英国生まれのゲームを映画化した『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を見て来ました。
2001年からアンジェリーナ・ジョリー主演で2作映画化されたシリーズのリブートであり、初めて冒険の旅に出たララ・クロフトの若き日を描いています。
この映画、衝撃的だったのは、邪馬台国の女王・卑弥呼にまつわる物語であったこと。
日本の歴史上の人物がキーパーソンになっているとは聞いていましたが、まさか卑弥呼とは…。
卑弥呼の扱われ方も衝撃的なので、そういう意味では日本人としては見ておいた方が良いかもしれません。
【物語】
ロンドンでバイク便のアルバイトをしながら生計を立てていたララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)は、大富豪の父が7年前に行方不明になった事実を受け入れられないでいたが、真相を確かめる決意をする。父は、かつて古代日本で邪悪な魔力を持っていたとされる卑弥呼の墓を探していた。
手掛かりを求めて日本近海の孤島にやってきたララは、ある大企業による発掘調査の様子を目の当たりにし、父とも再会を果たす。
…配給が前2作のパラマウントからワーナー&MGMに代わり、英国色がより濃くなりました。007シリーズを手掛けているスチュアート・ベアードの編集や、ニール・ラモントのプロダクション・デザインからも見て取れます。
インパクトの強かったアンジェリーナ・ジョリーの跡を継ぐのは、どの女優であっても困難でしょうが、若きオスカー女優アリシア・ヴィキャンデルは奮闘しておりました。
『007/カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンドが、初登場から既に強かったのに対して、今回のララ・クロフトは”ちょっと運動神経のよい女の子”程度なので、見ていて痛々しいシーンの連続でした。あまり強くないララ・クロフトという設定は面白いです。
それよりも何よりも日本人の一観客として吹き出しそうになったのは、やはり卑弥呼の登場です。
『ザ・マミー』のミイラの女王のような邪悪の根源としてイメージを放ち、クライマックスでいざ登場となると、その実体は珍SFのようで、これには苦笑せざるを得ませんでした。
★★★。
全米興収入では公開5週目の『ブラック・パンサー』にまさかの敗退となりましたが、続編ができるのなら一応見に行くことでしょう。
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