『IT』の大ヒットも記憶に新しい、スティーブン・キング原作のファンタジー小説を映画化した『ダークタワー』を見てきました。
『シャイニング』や『IT』と世界観を共有しているので、それらの作品とのリンク箇所を見つける楽しみもありました。
【物語】
ニューヨークに暮らす少年ジェイク(トム・タイラー)は、不思議な夢に悩まされていた。夢の中では、世界を破壊しようとする黒衣の男(マシュー・マコノヒー)と、守ろうとする拳銃使い”ガンスリンガー”の男(イドリス・エルバ)とが激しく対立していた。
夢でおきた出来事を母に話すと、息子が病気だと考えた母は、精神病の治療施設から職員を呼び寄せてしまう。この職員たちこそ、ジェイクが夢で見た異世界の異人たちであった。それに気づいたジェイクは家を飛び出し、郊外の廃屋から異世界へと移動してしまう。
…95分という短い上映時間によくぞここまで収めきったと感心しました。それでもストーリーは破綻しておらず、一定の緊張感を持ち、スリルを持続させていきます。新人監督とは思えない、ニコライ・アーセルの演出が光ります。
劇中に登場する異世界(中間世界)は、科学と魔法が混在するディストピアのようで、そこを牛耳る悪玉=マシュー・マコノヒーの悪役紳士ぶりが良かった。エレガントで知性的、だけど本心は怪物そのものという役を、マコノヒーは好演しています。
それに対して2丁拳銃で応戦するガンスリンガー=イドリス・エルバもいい。アクションにもキレがありました。
大長編の第1章のに当たるの物語なので続編が製作される可能性が高いと思いますが、まずは良い滑り出しでしょう。★★★。
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