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2018年01月26日01:12

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2年越しのB級超大作 『ジオストーム』

いわく付きの底抜け超大作『ジオストーム』を見て来ました。

この映画、『ID4』の脚本家・プロデューサーとして知られるディーン・デブリンが自身で監督して2015年に完成させたものの、あまりの出来の悪さにオクラ入りしかけ、これまた同ジャンルの仕掛人=ジェリー・ブラッカイマーの協力のもと再撮影をし、完成にこぎ付けたという残念エピソードがあります。

実際に見てみるとそれほどには悪くないのですが(ブラッカイマーの力ワザか)、へっぽこ映画であることに変わりはありませんでした。

困ったことに、こういう映画はキライじゃない自分です。


【物語】
自然環境の悪化にともない、大規模災害が頻発する地球。
17カ国の共同開発により、数千基の人工衛星で気候変動を制御する画期的なシステム”ダッチボーイ”が開発された。しかし開発主任のジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)は、システムの運用をめぐって上層部と対立。プロジェクトを去った。

3年後、アフガニスタンの小さな村が、突如として極低温となり、壊滅する事件が発生。”ダッチボーイ”の誤作動と思われたが、今度は香港で気温が異常に上昇し、多数の犠牲者が出る。
制御不能になりつつある衛星を修理するため、ふたたび現場に復帰したジェイクは、衛星を制御する国際宇宙ステーションへと向かう。


…ディーン・デブリンの師匠ともいうべきローランド・エメリッヒが撮った『デイ・アフター・トゥモロー』も似たような映画でした。弟子は師匠に似ると言うべきか。

アーウィン・アレン並みのディザスター・パニック映画かと思って見ていると、意外なことに、映画の前半は衛星事故の謎をめぐるサスペンス映画のような展開。衛星が本格的に暴走を始めると、世界規模での破壊シーンのオンパレードとなるので、やっと安心します。

これまた似たような役が多いジェラルド・バトラーを筆頭に、めずらしいアレクサンドラ・マリア・ララ(ユンゲさん!)、アンディ・ガルシアの大統領とエド・ハリスの閣僚という怪しすぎるコンビなど、俳優陣もそれなりです。

ジェラルド・バトラーにまるで似ていない弟=ジム・スタージェスが浮いています。


世界規模の大破壊が起きたというのに、事件後にケロっとしている登場人物のその後エピソード挿入など、能天気もいいところですが、そういう疑問を感じさせる隙を与えずにグイグイ引っ張り押し通すアメリカ映画は、やっぱり必要です。

★★★。
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