シリーズ通算第9作、新シリーズ3部作の完結編となる『猿の惑星:聖戦記』を見て来ました。
再起動されたこの新シリーズも、一応の完結となります。
※ご注意。映画の内容に触れる記述があります。※
【物語】
知性を持った猿が人間を凌駕し、数が激減した人間たちとの闘いが始まって15年が経っていた。
猿のリーダー・シーザー(アンディ・サーキス)は、特殊部隊を率いる大佐(ウディ・ハレルソン)に妻子を殺され、復讐に燃える。仲間たちを安全地帯に逃がし、自身は大佐への復讐のため人間の基地を目指すシーザーは、孤児となった人間の少女(アミア・ミラー)と出会う。人間には、新たな退化の兆候が出始めていた。
…いよいよ人間の数は激減し、さらに新たな退化の兆しが現われ始め、原典である第1作『猿の惑星』(1968)に近づく本作。しかしあくまであの第1作への橋渡しをしたに過ぎず、完全なるリンクはしないので、原典を愛する者としては若干の未消化感が残りました。
少女の名前がノヴァと名付けられたり、最後に登場する猿たちの安全地帯が第1作の猿の街に似た地形だったりするので、わずかなオマージュのようなものは感じられます。
相変わらず、パフォーマンス・キャプチャーによるアンディ・サーキス=シーザーの演技は見事です。もはやこのジャンルの第一人者であることは間違いありません。
物語は大団円を迎えますが、まだ油断はできません。
なぜなら、『創世記』で消息を絶った宇宙船の行方が明らかにされていないのですから。
★★★。
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