原作・手塚治虫、脚本・大友克洋、監督りんたろうによるSF大作『メトロポリス』(2001)の英国版ブルーレイディスクが届いたので見ています。
ちょうど去年の今頃、職場の若手スタッフと一緒に国内盤DVDでも見ており、画質の悪さを嘆いていました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950568654&owner_id=6337596
2001年の劇場公開時に映画館で見た衝撃と感動が蘇りました。
デジタル移行期の初期の作品であり、アナログなセル画とデジタル作画による背景が混在し、それが魅力のひとつでもあったのが、DVDでは損なわれていた細部が見事に再現されています。
手塚治虫の原作がそうであったように、大群衆の人々の顔ひとつにも表情が書き込まれた作画からは、製作陣の執念を感じます。それが今回の英国版ブルーレイのHD映像で表現できている。感涙です(一瞬だけ登場する指名手配中のブラックジャック先生までもがハッキリと確認できるのです)。
フィルムの質感、色彩のざわつきまでもが蘇っています。
早くも今年のマスト・バイのディスクです。
日本では、公開当時には話題にならなかった映画。
アメリカでは衝撃を持って迎えられ、辛口で知られる映画評論家のロジャー・エバートは、最高評価の★4つを付けています。
映像美のみならず、その物語の切なさと完成度の高さは、今もって見直すに値する作品です。
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