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2016年12月09日00:51

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ずっこけ珍品スペース・オペラ 『惑星からの侵略』

マカロニ製珍品SF映画『惑星からの侵略』を見ました。

大昔にMGM(ポニーキャニオン)からVHSが出ており、チープすぎるジャケットが気になって以来20年。ずっと見たかった映画です。

1965年のイタリア映画。日本でも公開されています。


【物語】
2015年。地球では、各国の要人が急に消息を絶つ失踪事件が続発していた。
宇宙ステーションでも、地球から到着するはずだった要人が姿を消し、調査が始まるが、企業連合の科学者からの妨害により、調査は難航する。


…適当すぎるSF設定とチープな特撮が逆に面白い珍SFでした。

敵が奴隷のように酷使するクローン人間は、なぜか4本腕があり、しかもその4本の腕を生かして何かをする訳ではなく、ただついているだけ。人間を縮小化して誘拐するというプロットも、一体何のために縮小化する必要があるのか、一切語られず。縮小人間のシーンはすべてオモチャか人形なのもバレバレ。

未来都市の造形も相当チープで、プラスチックの塊(高層ビル群)の上を灰皿(高速艇)が飛び回るだけという恐ろしいもの(しかし10年後のハリウッド製大作『2300年未来への旅』でもまるで進化してないのが凄い…対してわが東宝製『妖星ゴラス』のミニチュア・ワークスの素晴らしいこと!)。

宇宙遊泳のシーンだけはそれなりに出来ていますが、本編とは何ら関わりがないので、意味はありません。

監督はアンソニー・ドーソン(ドクター・ノオの部下役で有名なあの俳優とは別人です)。B級映画を量産していた職人です。

当時流行していた007シリーズの影響をモロに受け、スパイ映画風な味付けがしてあるのがまた面白いです。


良く国内盤DVDを出してくれました。メーカーのRUNコーポーレーションは相変わらずいい仕事をしてくれます。★★★。
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