『シン・ゴジラ』のせいで、同じ日に見た『ターザン:REBORN』の影が薄らいでしまいました。
まもなく公開されるディズニーの『ジャングル・ブック』と類似しているのも気になりますが、アドベンチャー映画とひては優秀です。
【物語】
19世紀末。財政難にあえぐベルギーは、政府特使のレオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)をアフリカに派遣し、ダイヤモンド鉱山の独占を画策。しかし鉱山一帯を支配する地元民族と、首長のムボンガ(ジャイモン・フンスー)と対立。交渉のすえ、ムボンガが恨みを抱くターザン(アレクサンダー・スカルスガルド)を連れてくることで、鉱山の利権を得ることを約束する。
英国で貴族の称号を得て、妻ジェーン(マーゴット・ロビー)と悠々自適の生活を送っていたターザン=ジョン・クレイトン卿は、罠であることを感じつつもアフリカに渡る。米国政府の特使・ウィリアムズ博士(サミュエル・L・ジャクソン)も同行し、アフリカのかつての仲間と再会したターザンだったが、レオン・ロムの率いる傭兵軍団にジェーンをさらわれてしまう。
…クリストフ・ヴァルツが007シリーズのブロフェルドの祖先のような悪玉を演じているのが肝。
紳士的だが暴力も厭わず、それでも女性にはおだやかに接するという、これはまさにブロフェルドでした。
アレクサンダー・スカルスガルドの精悍な肉体も見どころですが、彼の貞淑な妻を演じたマーゴット・ロビーは、間もなく公開される『スーサイド・スクワッド』では悪女の権化のようなハーレイ・クインに扮しており、ギャップの凄まじさが痛快です。
監督は後期『ハリー・ポッター』シリーズのデビッド・イエーツ。
特徴もソツもない演出をする人ですが、アクション・アドベンチャー映画の起承転結をちゃんと抑えており、合格点です。
先週、全米興行でも晴れて1億ドルを突破したようす。
続編ができるかは難しいところですが、「続きも見よう!」という気には十分になりました。
★★★。
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