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2016年03月14日23:26

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鑑賞会�押А懌僉戞覆�んざし)

今週末は客人があったため、珍しく新作映画を見ていませんでした。

客人は3泊4日で我が家に泊まっていったのですが、深夜に2人で話をしていると「小原庄助さん」の話題となり、清水宏監督の映画(1948年)をDVDでちょっと見せてみることに。

するとこの客人、20代の女性には珍しく、こういう古い日本映画が好きと言うことで、それならばと、同じ清水宏監督の16ミリ松竹映画『簪(かんざし)』(1941年)を上映して見ることになりました。


山あいの温泉宿を舞台に、露天風呂で簪を踏んでケガをした男(笠智衆)と、簪の落とし主の女性(田中絹代)の2人を軸に、宿泊客たちのユーモラスなやり取りをつづった傑作映画です。

太平洋戦争前夜という時世にも関わらず戦争色はほとんどなく、それでいて主人公が傷痍軍人であることをさりげなく示すあたり(笠智衆の肩の大やけどの跡から見てとれる)、セリフに頼らず映像で上手に見せる、清水監督の名人技が光ります。


斉藤寅雄扮する学者先生と、何をしても怒られるボンボンの日村新一のエピソードでは大いに笑い、ラストの田中絹代の寂しい姿にほんのり泣くという、現代の若い人でも大いに共感してもらえたのが嬉しかったです。

客人は帰りましたが、同監督の『按摩と女』も見たいとのことで、今度DVDを送ってあげることにします。
(ちなみにこの彼女、007シリーズで好きなのは『女王陛下の007』という渋さ。本当に20代か?)
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