ロバート・ハインライン原作の「輪廻の蛇」を映画化したSF『プリデスティネーション』を見てきました。
『6才のボク…』でアカデミー賞にノミネートされたイーサン・ホークが主演の、タイム・パラドックスSFです。
【物語】
'70年代のニューヨーク。
バーでひとり酒を飲んでいた男(サラ・スヌーク)に、バーテンダー(イーサン・ホーク)が話しかけ、他愛もない会話が始まる。
男は平凡なルポライターだが、数奇な人生を送ってきたという。バーテンダーは、男の半生が面白いのなら酒をおごると持掛け、その話にのった男は、その数奇な人生を語り始める。
…これ以上はネタバレに触れるので書けません。ここまでだと、どこがSFかと思いますが、物語は驚愕の展開を見せます。
監督はマイケル&ピーターのスピエリッグ兄弟。
人類のほとんどがヴァンパイア化した未来を描いたディストピアSF『デイブレイカー』を手掛けた、なかなか鋭い映画を撮る兄弟です。本作もB級ながら、ピリリとしたSF的エッセンスがあり、楽しめました。
もっとも全体的に陰鬱な話なので、SF的面白さよりも後味の悪さの方が印象的です。練られた物語ではあると思います。
タイム・パラドックスを扱ったSF映画としては、古くは『ある日どこかで』があり、名作『ターミネーター』があって、比較的新しい『タイムコップ』も秀作でした。この映画にも小品ながらの面白さがあります。
★★★。
『ターミネーター:新起動』の予告編が流れたのは何かの縁かもです。
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