突然ブルーレイが出た西部劇『プロフェッショナル』を購入して見ました。
前から見たかった映画で、DVDは出ていたものの、ブルーレイ化を待っていた作品でした。
1966(昭和41)年のアメリカ・コロムビア映画。
翌年の1967年に日本でも公開されており、その年の日本の洋画興行成績ベストテンが凄いです。
参考までに、
1位.『007は二度死ぬ』
2位.『グラン・プリ』
3位.『プロフェッショナル』
4位.『風と共に去りぬ』 ※リバイバル上映
5位.『夕陽のガンマン』
6位.『おしゃれ泥棒』
7位.『戦争と平和 完結編』
8位.『続・荒野の七人』
9位.『パリは燃えているか』
10位.『続・黄金の七人 レインボー作戦』
…なんと良い時代であったことか。
【物語】
1917年、メキシコ革命さなかのアメリカ=メキシコ国境の町から、アメリカ人富豪の妻(クラウディア・カルディナーレ)が誘拐された。
救出のために集められたのは、元騎兵隊員のファーダン(リー・マーヴィン)、傭兵で爆薬の専門家ビル(バート・ランカスター)、馬を愛するハンス(ロバート・ライアン)、索敵のプロ・ジェイク(ウディ・ストロード)の4人だった。
誘拐犯である革命家ラザ(ジャック・パランス)から富豪の妻を救出すべく、4人は追撃を開始する。
監督のリチャード・ブルックスといえば、『雨の朝巴里に死す』や『冷血』で知られるハリウッドきっての文芸派。なぜこんな痛快極まりないアクション大作を撮ったのか謎ですが、面白さだけをとことん追求し、豪快なガン・アクションを堂々と見せる職人監督ぶりなのが驚きでした。
それにしても俳優がいいです。
冷静なリーダー格のリー・マヴィンに、酒を女をこよなく愛する豪傑=バート・ランカスター。この2人が相棒同士というのも凄い。ロバート・ライアン、ウディ・ストロードもいい。4人そろって、それぞれが一芸に秀でたプロ中のプロという役どころです。
誘拐されるのがクラウディア・カルディナーレで犯人がジャック・パランスというのも豪華。
音楽はモーリス・ジャール。この時代の大作映画を代表する映画音楽家で、デビッド・リーン監督とのコンビがある一方、こんな西部劇のスコアも書いているとは。
西部劇とはいえ、舞台となるのは第一次世界大戦勃発後の1917年。
そこには、往年の開拓時代のようなフロンティア精神はなく、自動車も走り、馬は過去のものとなりつつある、滅び行くものたちへの挽歌のような味わいもありました。
★★★★。
何の特典もない超シンプルなブルーレイディスクですが、高画質で甦った古き良き作品の面白さが、ここにはあります。
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