2024年のアニメーション映画版も記憶に新しい、藤本タツキ原作の実写版『ルックバック』を見てきました。
監督は、前作『箱の中の羊』から間の空いてない是枝裕和。
ベネツィア国際映画祭のコンペ部門に出品中です。
【物語】
東北地方の片田舎。学級新聞に4コマ漫画を連載している小学生の藤野は、不登校の京本の漫画を見て、その画力の高さにショックを受ける。やがて中学に入り、「藤野キョウ」というペンネームのもと漫画の共作を始めた2人は、作品が高く評価されるようになるも、美大に行きたい京本は藤野のもとを離れる。
数年後、プロの漫画家としてデビューしていた藤野のもとに、信じられない知らせが来る。
…基本的にはアニメーション映画版と変わらず、ただ上映時間が40分近く増えているので、より繊細な描写が増えております。一方で、アニメ版にはなかった大胆なカットもあります。是枝監督らしい、やわらかな色彩で残酷な真実を浮き彫りにする演出はいつも通り。
結局のところ、作品を創る人間というのは前進するしかないのだという現実が重くもあり、救いでもあるようで、この点はアニメ版とも共通のメッセージのようです。
京本役の蒔田彩珠が良かった。
藤野役の出口夏希はあまり漫画家には見えず(自分の勝手な漫画家イメージですが)。
★★★。
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