次のアカデミー賞で作品賞などにノミネートされている『ブゴニア』を見てきました。
当代きっての”ヤな”映画人、ヨルゴス・ランティモスが監督、アリ・アスターが製作を務めています(この時点で普通の映画などではないことが分かります)。
【物語】
地球が宇宙人の侵略にさらされていると信じ切っている2人の男、テディ(ジェシー・プレモンス)と、そのいとこ・ドン(エイダン・デルビス)が、宇宙人あると思い込んでいる女性CEOのミシェル(エマ・ストーン)を誘拐する。テディの自宅の地下室に監禁されたミシェルは、必死の説得を試みるも、テディは考えを変えない。やがて事態は思いもよらぬ方向へと進んでいく。
…アリ・アスターがほれ込んだという韓国の映画のリメイク。ヤな映画人が2人で組めば、できあがる映画はもっとヤな出来になるだけで、これを笑って許せなければヨルゴス・ランティモスとアリ・アスターのファンにはなれないのでしょう(なりたくはないですが…)。
誘拐されても気丈にふるまう女性CEO=エマ・ストーンは、ランティモス監督の過去2作に比べるとまともな役(…そうでもないか?)。作品ごとに役柄がはげしく変わるジェシー・プレモンスはここでも面白い。不条理な映画ですが、現実の不条理をちゃんと踏まえているあたりは、意外としっかり作られていてます。
あのラストを迎えるまでは…『大日本人』かよ。
アリ・アスターはともかく、ヨルゴス・ランティモスをどうも気に入れない自分には、辛い2時間でした。★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する