大ヒットホラーの第2作だったのにも関わらず、本邦未公開となってしまった不遇な『M3GAN2.0 』を国内盤ブルーレイで見ました。
1作目が面白く、ロードショーを期待していたのですが、日本公開直前にオクラ入りし、配信&ソフトスルーとなってしまっています。
2025年のアメリカ・ユニヴァーサル映画で、日本未公開。
シネマスコープ・サイズです。国内盤ブルーレイは2つのバージョンが収録されていますが、アンレイテッド版で見ました。
【物語】
AIロボット・ミーガンの暴走事件から2年。
ミーガンのテクノロジーを応用してつくられた軍用ロボット・アメリアが制御不能となり、開発者を殺し始めた。
ミーガンの産みの親である開発者のジェマ(アリソン・ウィリアムズ)と姪のケイディ(ヴァイオレット・マックロウ)は静かに暮らしていたが、アメリアの危機が迫り、ミーガンを復活させるという危険な賭けに挑む。
…『ターミネーター2』でT-800が主人公の味方に転じたように、ミーガンが味方となる第2作です。ライバルAIロボットのアメリアとの対決が物語の軸。そのあたりも『ターミネーター』に似ています(でもどちらかというと、『2001年宇宙の旅』からの『2010年』におけるHAL-9000に近い要素も)。
AIの根源に迫る壮大なスケールへと展開していくのは面白いのだけれど、ブラムハウスのホラーらしくなく、そもそもホラー要素はほとんど皆無のSFアクションと化してしまったのが興行的にコケた要因か。観客が見たいのはそこじゃないのですね。
複雑化してしまったプロットや、120分というホラー映画にはやや長い上映時間もマイナス。ミーガンはかわいいし(本人の意思で大人びたという設定は良い)、ほとんどターミネーターなライバルロボットのアメリアが大人のお姉さん体系なのとの対比も面白いけれど、ホラー要素の欠如が最大の失敗要因でしょう。
それでも日本未公開にしてしまったのはもったいないと思います(しかも公開の直前で…)。
★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する