山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』を見てきました。
IMAXシアターがほぼ貸し切りだった『果てしなきスカーレット』を比べると、こちらはお年を召したお客さんでほぼ満席。山田洋次・木村拓哉・倍賞千恵子という布陣、隙がなかったようです。
フランス映画のリメイクですが、そちらの方は未見。
【物語】
東京で個人タクシーの運転手をしている浩二(木村拓哉)は、中学生の娘が有名私立高への推薦を決め、金欠気味。そんな中、1日貸し切りで老婦人(倍賞千恵子)を乗せ、横浜まで行くことに。車中で老婦人は自身の生い立ちを話し始める。
…木村拓哉と倍賞千恵子は『ハウルの動く城』以来の共演。
他、蒼井優や笹野高史、小林稔侍など、山田組の近作の俳優陣が揃っています。
帝釈天(!)から横浜までのロードムービーのようですが、ほとんどタクシーの車内が舞台の会話劇。世代が2周りくらい違う男女の邂逅の物語として、ゆっくりリラックスして見られはしますが、かつての山田洋次監督の鋭さのようなものはほぼ皆無。これをお年というべきか、円熟味というべきから意見が分かれそうです。
明石家さんまと大竹しのぶを同じ画面でクレジットしているのが一番ツボでした。
★★★。
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