横溝正史ホラー&ミステリー大賞受賞作の映画化『火喰い鳥を、喰う』を見てきました。
一応ホラー映画ということになるのでしょうが、怖くはないです。
監督が本木克英である時点で感づいてはいましたが…。
【物語】
信州松本、久喜家。戦時中、ニューギニアで一族の大伯父が書いたという従軍日記が発見され、一家のもとに届けられる。そこには「ヒクイドリ」に関する奇妙な記述があった。同じころ、一族を次々と不可解な現象が襲う。
…怪奇現象が起きて、探偵役である霊感の強い人物が登場し…という構造の物語は良くあるもの。ただしその探偵役が…というのがミソですが、あまり面白い方向に展開しないのが困りもの。怪奇をSF的に解釈しようとしたり、マルチバースな要素を加えているのは悪くはないのですが。
虫嫌いの主人公に対して、玄関に群がるカブトムシとか、それらしい描写を繋げただけで終わってしまいました。
結局、怖がらせようとしてるのか、不思議がらせようとしてるのか、作り手の意思が見えてこないまま終わってしまう108分間です。
★★。
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