かわぐちかいじ原作のコミックを映画化した『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を見てきました。
2023年に公開された映画があり、Amazon Prime Videoで配信されたドラマ版を経ての映画第2作となります。ということはドラマ版の鑑賞を前提にしている訳で、映画の冒頭に簡単なあらすじ紹介はあるものの、ドラマ版を見ていないと分からない点も多く、このような興行には大いに疑問があります。
映画は面白かっただけに、釈然としませんでした。
(自分はあわてて昨日の夜にドラマ版を視聴しての鑑賞でした)
【物語】
原潜”シーバット”は、独立国家”やまと”として日本政府と協定を結び、アメリカの原潜部隊の包囲網を突破して太平洋に出て、国連総会に出席するためニューヨークへ向かう。アメリカのベネット大統領は、やまとをテロリストと断定し、撃沈を宣言する。
北極海に出たやまとは、アメリカの最新鋭原潜の激しい追撃に遭う。
…大きな見せ場が2つあります。タイトルにもある北極海海戦と、ニューヨークの沖合での海戦で、いずれも名だたる歴代の潜水艦映画と肩を並べるほどの面白さ。その2つの合間に、日本国内の政治上の変化(解散総選挙と新内閣の発足)をはさみ、陸でも海でもスリリングに物語が展開するのが邦画離れしていて面白いです。資金力のあるAmazon MGMの力は大きいようでした。
それだけに、前作の映画と本作の間となるエピソードを配信で済ませずに劇場公開するべきでした。
海江田艦長は、大沢たかをの新たな当たり役となったことだけは確かです。★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する