東野圭吾の原作を、福山雅治主演で映画化した殺人ミステリー『ブラック・ショーマン』を見てきました。「ガリレオ」の姉妹編のような作品です。
福山雅治がマジシャンやメンタリストとしてのスキルを駆使して殺人事件の真犯人を探します。
【物語】
結婚式を間近に控えた真世(有村架純)は、もと教師の父(仲村トオル)が故郷の町で殺されたと聞き、急いで帰省した。そこへ、疎遠になっていた叔父の武史(福山雅治)がやってくる。武史は、警察よりも早く真犯人を突き止めると豪語し、独自の調査を開始。武史はもと凄腕マジシャンであった。
…人の心と先の動きを巧妙に読み、罠を張り巡らすことで真犯人に迫るマジシャン探偵は、福山雅治のハマリ役。もともと原作者が「ガリレオ」後の福山雅治をイメージしていたようで、ハマるのは当然か。
尊大な態度と大げさな動作、鼻もちならない性格で人を煙に巻くダークなマジシャンは、かなりコミック的ですが、福山雅治がやると嫌味にならないのが不思議です。
一方、ワトソン的ポジションの有村架純は尖ったところがなく、存在感が薄め。
「ガリレオ」の柴咲コウほどのインパクトには欠けました。
小さな街でおきた地味な殺人事件が題材なので、映画に向いているようには思えず。それでも、それなりに映画的スケールを持たせるために工夫されており、回想シーンはソフトフォーカスのかかったシネスコ・サイズで、現在のシーンはシャープなビスタ・サイズ、と撮り分けられています。月並みですが、効果はありました。
「ガリレオ」同様、福山雅治自らによるテーマ曲がクールです。★★★。
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