91分で白黒という、ちょっとジム・ジャームッシュ風の小さなアメリカ映画『フォーチュンクッキー』を見てきました。
【物語】
カリフォルニア、フリーモントの街。
アフガニスタン人のドニヤ(アナイタ・ワリ・ザダ)は、中国人夫婦が経営するフォーチュンクッキー工場で働く単調で孤独な毎日を過ごしていた。ある時、「クッキーに入れるおみくじのメッセージを書く係」をまかされたドニヤは、出来心から、自分の電話番号を書いた紙をクッキーに忍ばせる。
…アフガニスタン人のヒロイン役、女優さんではなく、もとアフガニスタン国営テレビのジャーナリストだった人とのこと。素朴で飾ったところがなく、でもちゃんと”我”があって、等身大の悩みもしっかり滲ませておりました。
舞台であり、映画の原題でもあるフリーモントには、実際にアフガニスタン人が多くコミュニティもあるようで、特に今は移民問題で大変なはず(映画の製作は2023年だけれど)。そういう点にはストレートには触れず、会話や空気の中に混ぜ込んだのは上手かったです。
★★★。モノクロ撮影が綺麗。こういうインディペンデント映画は最近少なくなった気がしますが、楽しいものです。
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