人気漫画が原作で、アニメ化もされた『はたらく細胞』を見て来ました。
『のだめカンタービレ』2部作、『テルマエ・ロマエ』2部作、『翔んで埼玉』2部作など、もはやこのジャンルの専門家と言ってもいい武内英樹監督作です。それだけに、予想通りの作風の映画でした。
【物語】
…トラック運転手の父(阿部サダヲ)と暮らす、女子高生の日胡(芦田愛菜)、その体内。
ちょっとドジな新米赤血球のAE3803(永野芽郁)は、困っているところを何度も助けてくれた白血球のU1146(佐藤健)と知り合いになる。すり傷や、初恋によるアドレナリンの大発生、インフルエンザの侵入など、日胡の体内の細胞たちは忙しい日々を送っていたが、やがて思いがけない事態が起こる。
…擬人化された細胞たちが、宿主のために悪戦苦闘する様を描く、カオスで楽しい作品です。原作は、医療関係者からもお墨付きを得た作品なのに対し、今回の映画は監督があの武内英樹なだけもあって、そこまで精密な評価を得られるのは難しいのでは…というのが素人考えです(mack先生、医療的考証面からはいかがでしょうか)。
健康な女子高生(芦田愛菜)の体内は大型ショッピングモールのようで、不健康で酒飲みでタバコ好きな父(阿部サダヲ)の体内は戦後のドヤ街というか闇市のような様相を呈してるのが一番面白かった。
映画の後半は、急に重い展開に(カラダの中でも外でも)なり、変に涙を誘おうとする邦画の悪い癖が出てしまってやや興ざめ。
興行しだいでは、いくらでも続編が出来そうな題材ではあります。
第1作としては及第点でしょうか。★★★。
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