ソニー・マーベルの新作映画『クレイヴン・ザ・ハンター』を見て来ました。
度重なる公開延期の末に、やっとの封切りとなったものです。
ソニー・マーベルのシリーズは、ドル箱『スパイダーマン』と堅実に稼ぐ『ヴェノム』を除くと、『モービアス』で苦戦、『マダム・ウェブ』でまたまた苦戦…と、順風満帆ではないのが興行的特徴。今回の最新作も、個人的予想では苦戦の予感がします。
【物語】
…ロシアン・マフィアのクラヴィノフ・ファミリーに産まれたセルゲイ(アーロン・テイラー・ジョンソン)は、父(ラッセル・クロウ)や弟(フレッド・ヘッキンジャー)たちと行ったハンティングでライオンに襲われ、重傷を負う。そのときにアフリカの秘薬を飲まされたことから、超人的な運動能力を手に入れる。
十数年後。法の手を逃れた悪人を暗殺し、”ザ・ハンター”として裏社会で恐れられる存在となったセルゲイは、父につながる事件に遭遇する。
…精悍で、フェロモン出しまくりのアーロン・テイラー・ジョンソンと、でっぷりと貫禄の出たラッセル・クロウ以外には、あまり目立った見どころのないアクション大作です。
肝心の主役である”クレイヴン”セルゲイがどうやって生計を立てているのか、いつもすぐ飛んでくる飛行機の手配はどうやっているのか、劇中ではまるで触れられてないのが不自然過ぎました。対して、優秀な(?)兄と比べられてコンプレックスを持つ弟は、あの『グラディエーター�供戮妊�ラカラ帝を演じたフレッド・ヘッキンジャーが醸す危うさもあって、見ていてどうなるのかとハラハラさせられます。
それにしても、途中でハルク化する敵や、妙な移動スキルを使う殺し屋とか、描き込みが中途半端なキャラクターが多かった。こういう演出がソニー・マーベルの映画をダメにしてきたんじゃないかなあ。
ただしアーロン・テイラー・ジョンソンのジェームズ・ボンドは見てみたいです。
★★★。
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