日仏合作の長編アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』を見て来ました。
実写の俳優の動きに合わせて画をつくる、ロトスコープによって作られた作品です。
【物語】
小学生の少女・かりん(声:五藤希愛)は、サラ金に追われる父によって実家の寺に強引に預けられることになる。寺には化け猫のあんずちゃん(声:森山未來)がおり、和尚さんの下で働いていた。驚くかりんだったが、町の人びとはあんずちゃんを人間と同じように接していた。母を亡くしており、周囲に反発しまくるかりんは、ある想いを抱くようになる。
…『となりのトトロ』のようなファンタジーとはかなり毛色の異なる作品。
ヒロインのかりんは猫かぶりのクソガキで、化け猫のあんずちゃんは40歳近いオッサンというのが妙に現実的です。2人が安易に心を通わせないのは正解でした。
ただ、クライマックスであんずちゃんがかりんを守ろうとするに至った経緯は描かれず、2人が急接近するように見えるので、そのあたりはじっくり描いても良かった。映像は見ていて心地よいので、もっと長くても鑑賞に耐えられるはず。
非常に手間のかかるロトスコープで製作されていますが、その効果はそれほど感じませんでした。★★★。
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