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2024年07月06日01:01

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MGMロゴに驚く 『ルックバック』

「チェンソーマン」の藤本タツキによる同名読み切り漫画を映画化した『ルックバック』を見て来ました。

58分という中編作品ですが、2時間ぐらいの映画を見たボリューム感があり、作品自体は非常に評価できます。一方で、1,700円という料金設定と、Amazon Studioが製作に絡んでいることからすぐに配信されるのではという疑問も感じます。

巻頭のMGMロゴに驚きました。

【物語】
小学生の藤野(声:河合優美)は漫画の天才としてクラスで持てはやされていたが、不登校のクラスメート・京本(声:吉田美月喜)の描いた漫画の画力の高さに衝撃を受ける。やがて知り合った2人は漫画を共同で描くようになり、作品は賞を受賞するに至る。
京本が大学に進学したことからコンビを解消し、単独で人気漫画家となっていた藤野のもとへ、ある知らせが届く。

…漫画への情熱とライバル意識からくる激しい化学反応、突然の喪失など、感情の洪水のような58分間でした。結局のところ、何があっても描くしかないのだという結末に、清々しささえ感じます。

作中には様々な映画・漫画へのオマージュがあり、元ネタを探るのも楽しかったです。

ラストで噴出する理不尽には、あの京都アニメーションの事件の影響が色濃いのは明らか。それでもなお、作品を創り続けるしかないという「答え」に、作り手の哀しさと宿命のようなものが見出せます。

★★★★。よい作品です。
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