西尾維新の小説を映画化した『傷物語』3部作(2016〜17年)を、1作品に再構築・再編集した『傷物語 こよみヴァンプ』を見て来ました。
2024年、新章の放送が決定したので、そのための布石というか、プロモーションも兼ねての総集編のようです。しかし仕上がった映画はひとつの作品として面白くまとまっておりました。
2016〜17年に公開された『傷物語』鉄血篇・熱血篇・冷血篇を再構築した作品です。
上映時間2時間24分の大作です。
(大昔の『忠治旅日記』を思い起こさせます…刀が重要な作品ですし)
【物語】
高校生の阿良々木暦(声:神谷浩史)は、四肢をもがれて瀕死の美しき女吸血鬼(声:坂本真綾)を助けたことにより、吸血鬼の眷属となってしまう。女吸血鬼はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと名乗り、500年生きている怪異の王であった。
暦は人間に戻るべく、キスショットから四肢を奪った3人の吸血鬼退治の専門家を倒すことになる。
…オリジナルの3部作から7〜8年経っており、映像や音響はリニューアル・あるいはリビルドされている様に感じます。特に音響の迫力は必聴の価値アリです。
ストーリーがシンプルに構築されたためか、あっさりしたような印象も受けますが、キスショットの悲劇性と阿良々木くんの命がけの覚悟は、このあとの大長編を予感させるに足る、素晴らしい”エピソード1”です。
★★★★。新作が非常に楽しみ。いいウォーミングアップになりました。
ログインしてコメントを確認・投稿する