ヒッチコック本人が、現代の観客に自作について語るというドキュメンタリー映画『ヒッチコックの映画術』を見て来ました。
もちろんヒッチ本人は亡くなって久しいので、監督マーク・カズンズの書いた脚本をもとに、声色のそっくりな俳優アリステア・マクゴーワンが声を当てて、自作を語るという、一種のモキュメンタリーのような作品でした。
ヒッチ本人(?)が語る作品はかなり多岐に渡り、有名な『サイコ』『鳥』『北北西に進路を取れ』『知りすぎていた男』『めまい』『裏窓』もあれば、白黒サイレントの『ジュノーと孔雀』『シャンパーニュ』『快楽の園』もあるという、世代にとらわれない幅広い選択に唸らされます。
ヒッチコックがもし現代に健在で、万人がスマートフォンを手にする世界の観客に語り掛けるならば、こうであったろうと思わせる面白さがありました。
★★★★。
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