日曜朝のモーニングショーで3時間の映画はちょっときつかった、岩井俊二監督の最新作『キリエのうた』を見て来ました。
【物語】
路上でライブをしているミュージシャンのキリエ(アイナ・ジ・エンド)。
偶然通りかかったイッコ(広瀬すず)はキリエに興味を持ち、マネージャーを買って出る。
SNSやYouTubeでの発信から、キリエの音楽は徐々に注目を集めるようになる。
…主役に抜擢され、1人2役・主題歌・演奏など何役もこなしたアイナ・ジ・エンドが凄いです。もとBiSHのメンバーであることぐらいしか知りませんでしたが、魂と声帯を削って絞り出すかのように歌う姿は凄いというか、痛々しいほど。
同監督の『スワロウテイル』でのCHARAを思い起こさせます。
対する広瀬すずは、美人だけれど個性を隠しているような役なので、増々アイナ・ジ・エンドが目立つようでした。
映画の時間軸はバラバラに解体されており、東日本大震災前後の出来事と、2023年現在の出来事が激しく交錯する演出がされています。でもそのあたりは意外とどうでもよく、アイナ・ジ・エンドという不思議ヒロインのプロモーション映画として見るのが正しいのかもしれません。映画に決まった見方などありませんが。
岩井監督の近作『リップヴァンウィンクルの花嫁』も3時間くらいあったような。
長い作品が多い印象の監督ですが、自分が一番好きなのは『四月物語』です。
上映時間は67分です。
★★★。
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