ショーン・ペンが実娘と共演した映画『フラッグ・デイ 父を想う日』を見て来ました。
雪の降る東北の地方劇場のレイトショーで、観客が自分ひとりというのもあって、何とも寂しさがつのる映画鑑賞でした。
【物語】
ジャーナリストのジェニファー(ディラン・ペン)は、父ジョン(ショーン・ペン)の犯した犯罪を知り、過去を回想する。
何度も事業に失敗し、借金を作っては家族を捨てて家出を繰り返す父と、ドラッグから抜け出せない娘。娘は数年ぶりに父と再会するが…。
…ショーン・ペンが監督も兼任し、娘と共演するというので親バカ映画かと思いきや、真面目に作られた哀しい実録映画でした。
家族の前では事業の失敗をひた隠しにしている父が、娘の前でだけは本音をさらけ出し、嗚咽する姿に胸が熱くなります。ショーン・ペン、さすがに巧みな演技です。
対して娘役のディラン・ペンは、やや表情に乏しい瞬間もあるのですが、感情を爆発させるシーンは何かが憑依したようで上手いです。
ちょい役で出てくるジョシュ・ブローリンも良い味です。
こういう小さな役に大物を配するのは、作品を引き締め、効果的です。
★★★。
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