むかし、よくこの時期になると、深夜の地上波で映画を放送してました。
(今もちょっとは残っていますね)
『2001年宇宙の旅』をはじめて見たのも年末の深夜放送だったし(ズタズタにカットされていましたが)、めずらしく字幕でやってた『バーバレラ』も、この枠が初見でした。
なんとなくその頃を思い出しつつも、未見だった映画をホームシアターで上映して見ようと思います。1本目は、先日ソフトを買った『タランチュラ』です。
1970年のイタリア=フランス合作。ビスタサイズです。
【物語】
裕福な人妻が惨殺されるという事件が起こる。
犯人は、被害者の首に針を刺し、動けなくした上で内臓を切り裂くという残虐なものだった。事件を担当する警視(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は、タランチュラが獲物をしとめる様子に似ていることを気にしつつ捜査を進めるが、やがて第2の殺人が起こる。
…まず、4K UHDかと思うほど画質がいいのに驚きます(ソフトは通常の2K BDです)。
「4Kレストア版」をうたってるだけあって、かなりの高精細です。
正直、ほめるべき箇所はそのくらいで(笑)、あとはエンニオ・モリコーネ御大のスコアが美しいことぐらい。演出は素人に毛の生えた程度だし、肝心の殺人シーンも、同時期のジャーロ映画の巨匠=ダリオ・アルジェントにくらべれば可愛いものです。
007シリーズの関係者が多く出ているのが本作の特徴で、
●『007カジノ・ロワイヤル』(1967)のバーバラ・ブーシェ
●『007/サンダーボール作戦』(1965)のクローディーヌ・オージェ
●『007/私を愛したスパイ』(1977)のバーバラ・バック
●『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)のジャンカルロ・ジャンニーニ
…と4人も登場。中でもバーバラ・バックはボンドガールになる7年前の作品で、若さ全開です。
テレビの深夜放送で吹替で見るには丁度いい映画です。★★★。
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