原恵一監督の最新作『かがみの孤城』を見て来ました。
ベストセラー小説の映画化です。
【物語】
ある出来事がきっかけで学校に行けなくなった中学1年生・こころ(声:當真あみ)。
自分の部屋の鏡にとつぜん吸い込まれたこころは、気が付くと絶海の孤島の城にいた。
オオカミの仮面をつけた少女(声:芦田愛菜)に城の中に案内されたこころは、自分と同じような境遇の中学生たちと出会う。
城のどこかに隠されているという”願いをかなえる鍵”を探すことになったこころたちは、奇妙な共同生活を始める。
…原監督の前作『バースデー・ワンダーランド』は微妙な出来でしたが、今回は良いです。
主人公の少年少女たちが抱える痛みの描写がかなり生々しく、正面から向き合って作られており、可愛らしい絵柄に反してリアルです。
主人公たちが「どうして集められたのか」「共通点は何なのか」が焦点。明確な答えは描かれず、含みを持たせてあり、見る人に想像させるような構造なのも、惹きつけられるポイントでした。
最近よく見る異世界ファンタジーとは一線を画し、異世界と日常が並行するところに面白さがあります。
★★★。良作です。
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