久しぶりに酷い映画を見ました…。
ロードショーから遅れて地元ミニシアターにやってきたSFスリラー『デュアル』です。
マーベル映画やリブート版『ジュマンジ』で、すっかりアクション女優が板についたカレン・ギランが、1人2役を演じているのが売りの作品です。
※映画の内容に触れる記述がありますが、あえて書いてます※
【物語】
クローン技術が浸透した近未来。
平凡な生活を送るサラ(カレン・ギラン)は不治の病にかかり、余命宣告を受ける。
そこで、残される遺族のために自分のクローンを残すサービスに申し込むと、瞳の色以外は自分と同じクローン”ダブル”(カレン・ギラン2役)がすぐに用意されるが、病がとつぜん完治してしまう。
クローンとの共存は法律で許されていないため、2人は法のもとで決闘をし、生き残った方に市民権が与えられることになる。
…配給会社がアルバトロス・フィルムである時点で気づくべきでした(笑)。
まず、国内版ポスターにあるような大観衆のスタジアムやドローンは一切登場しません。
クローンとの決闘といっても(『ハンガーゲーム』さながらTV中継されるという設定)、せいぜい町の草野球場で15人くらいの観客がいるだけだし、与えられる武器は植木鋏とかオノとか、ホームセンターで売ってるものばかり。
そもそも、2人のカレン・ギランは決闘しないまま終わるのです。
「1年後の決闘」を目指して必死にトレーニングするシーンが映画の大半を占めているのにも関わらず、です。決闘どころかアクションもありません。
SF的な設定もザルと言うか、センスがありません。
唾液から作られるというクローンは、その工程がまったく描かれず、「1時間くらいで」出来てしまうという代物です。
なぜかフィンランドで撮影されたという寒々しい都市の風景ばかりが記憶に残る(たぶん消える)映画。カレン・ギランにとって、キャリアの汚点にならなければ良いのですが…。
★。
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