アイスランド、ポーランド、スウェーデン合作という珍しいスリラー映画『LAMB ラム』を見て来ました。ハリウッドで知られるノオミ・ラパスが聖女のように羊を抱いているキー・ビジュアルを良く見かけます。
※ご注意。映画の内容に触れる記述があります※
【物語】
北欧のどこかの高地で、人里から離れて牧羊をしている夫婦がいた。2人は娘を亡くしており、その死を引きずって暮らしていた。
ある日、一頭の羊が子を産むが、それは異形の姿をしていた。神様からの授かり物として、その子を大切に育てる夫婦だったが、疎遠になっていた夫の弟がやって来る。
…中世ヨーロッパの書物で見かける、アレとアレが融合したかのような化け物が、愛らしい姿で登場します(しかし異様ではある)。その全身が映し出された瞬間に、客席からは笑いの声が漏れました。これを笑いと取るか恐怖と取るかは、見る人によって判断が分かれる所です。
終盤、もうひとつの”ある存在”が明らかになり、その正体も白日のもとに晒されるのですが、これはさすがに全貌を見せない方が恐怖を持続できたと思います。
とは言え、夜がほとんど無い白夜のような土地で、荒涼とした高地で緊張感が続くので、見たことのないスリラーであり、撮影技術には特筆すべきものがありました。
★★★。
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