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2021年11月07日02:17

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結局良く分からない残酷ホラー『血みどろの入江』

巨匠と呼ぶには過大評価されている気がするマリオ・バーヴァ監督の残酷ホラー『血みどろの入江』の国内盤ブルーレイが届いたので、見ました。

といっても自分で買ったものではなく、キングレコードの「2枚買ったら1枚もらえる」キャンペーンに応募していたものです。

1971年のイタリア映画で、本邦未公開です。

【物語】
ある田舎の小さな入江に暮らす富豪の夫人が死んだ。自殺と断定されるが、何者かに惨殺されたものだった。
夫人は生前に、入江の土地を売却するかどうかでトラブルを起こしていた。買い手となるはずだった男は失踪し、娘(クローディーヌ・オージェ)が探しにやってくるが、同時にやってきた若者グループも次々と惨殺されていく。

…マリオ・バーヴァの他の映画同様、何回見ても話の筋が良く分からない(笑)。
わずか85分の映画なのに、2時間40分の『エターナルズ』の方がはるかに単純です。

ホラーといってもジャーロ映画に近く、サスペンスに近い感じ。
犯人が一人ではなく、登場人物のほとんどが誰かを殺す役回りなので、混乱の元になっています。

ただ残酷描写はさすがです。ナタで顔面をばっくり切断、執拗に突き刺さる刃物、斬り落とされる首など、そのあとの80年代ホラーの先駆けとなったのは間違いありません(特撮はカルロ・ランバルディかな?)。

『007/サンダーボール作戦』のヒロイン、クローディーヌ・オージェが一応の主役ですが、こいつがいい女なのか悪い女なのか良く分からないままに話が進みます。

唖然とすること必至の珍ラストを受け入れられるかどうかが試される、そんなヘンな映画です。★★★。

ブルーレイのくせに画質はVHS並みという劣悪さが、妙なリアルさを醸しているのが不思議です。
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