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2021年11月07日02:01

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幻の押井守版ルパン三世が実現!

宮崎駿監督による『ルパン三世/カリオストロの城』に続くシリーズ第3弾を、押井守が監督するはずだったというのは有名な話です。

「ルパンは本当は実現しなかった」という衝撃のプロットが受け入れられず、企画は流れてしまいます。1980年代中ごろのことです。

それから35年近く経ち、現在放送中のTVシリーズ「ルパン三世 PART 6」の中で、押井守脚本のエピソードが挿入されることになり、ファンが大いに沸き立ちました。先ほど、その第6話「ダイナーの殺し屋たち」が放送されました。

【物語】
あるダイナーに、2人組の殺し屋がやってくる。ソバカスのウェイトレスと他愛のない会話を交わす2人。店内には、ほかに6人の客がいて、どうやら全員殺し屋らしい。
やがて注文のサンドイッチが運ばれてくる。お世辞にも旨いとはいえないサンドイッチを平らげた2人が、ウェイトレスに「あること」を訪ねると…。

…バセットハウンドではありませんが、ちゃんと犬も出て来ます。

Aパートはほぼ会話劇で、ラース・フォン・トリアーやアキ・カウリスマキまで飛び出すセリフは、映画好きにしか分からないマニアックさです。ルパンがほぼ登場しない
Aパートというのも異色中の異色。

Bパートでネタが明かされますが、ここでも押井守カラーがしっかりと。
峰不二子がいつものブローニング1910ではなく、モーゼル・ミリタリーを構えるショットが嬉しい(ホルスターまでちゃんと描かれる細かさ!)。

幻の映画企画「ルパンはいなかった」ほどの衝撃ではないものの、ちゃんと押井守作品になっていたのが最高でした。50年にわたるシリーズの歴史の中でも、異色なエピソードです。

今回の「ルパン三世PART6」は、TVシリーズ50周年を記念し、辻真先や湊かなえ(!)が手掛けるエピソードがあり、非常に楽しみです。
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