『ウィンド・リバー』がなかなか鋭かったテイラー・シェリダン監督の新作『モンタナの目撃者』を見て来ました。
身もフタもない邦題ですが、原題が"Those Who Wish Me Dead"なので、邦題の方が良かったという珍しい例かもです。
映画も良かったです。
【物語】
森林火災専門の消防士ハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)は、昨年の大火災で犠牲者を救えなかったことをトラウマに抱えていた。森林を見渡す監視塔での任務についたハンナは、少年・コナー(フィン・リトル)を森で保護する。彼の父親は、ある秘密を知ったため殺されており、彼もまた2人の殺し屋に追われていた。
殺し屋たちは森に火を放ち、秘密を知る少年を消そうと迫ってくる。
…最近は監督作が多かったアンジェリーナ・ジョリーが堂々の主演で、体を張ったアクションを見せてくれます。
脚本と製作も手掛けたテイラー・シェリダンの演出は手堅く、無駄がありません。
起承転結がしっかりしており、繊細さもあって、見る者を飽きさせません。
(この監督ならボンド映画もこなせる、と思った数少ない人です)
主人公を執拗に追ってくる2人の殺し屋(ニコラス・ホルト、エイダン・ギレン)が、冷徹なプロながら、周囲の人々の反撃に遭って徐々に冷静さを欠いていくのが良かった。ちなみに全然気づきませんでしたが、この2人、双子という設定でした。
★★★★。派手さはありませんが、アメリカ映画の良作でした。
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