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2021年05月01日19:25

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配信映画を劇場で�� 『Mank/マンク』

今年のアカデミー賞で様々な部門でノミネートされていた2本の配信映画が地元シネコンで急に上映されたので、見て来ました。

1本目は『Mank/マンク』です。

1940年、ハリウッド。
脚本家の”マンク”ハーマン・マンキーウィッツ(ゲイリー・オールドマン)は、新進気鋭のオーソン・ウェルズ(トム・バーク)のために新作映画の脚本執筆にとりかかる。新聞王ハースト(チャールズ・ダンス)をモデルにしたその脚本は、完成前から波紋を広げていく。

…名作『市民ケーン』の脚本執筆の顛末を、デビッド・フィンチャー監督が映画化。
モノクロ映像、モノラル音声という1940年代の映画を再現。『市民ケーン』さながらのパンフォーカスや、時系列を入れ替えてのストーリーテリングまで。往年の名作に敬意を表しているようでした。

ハーマン・マンキーウィッツの映画は『市民ケーン』しか見たことなく、むしろ007シリーズを手がけたトム・マンキーウィッツの父として、または名監督ジョセフ・マンキーウィッツの兄としての知識ぐらいしかありませんでした。どこまで史実に忠実かは分かりませんが、数多い名作映画がそうであったように、相当の産みの苦しみを経て世に出た脚本であったかは、演じるゲイリー・オールドマンの苦悩から滲み出ています。奇人として知られたオーソン・ウェルズがかすむほどです(この時代はまだ奇人ではなかったか)。

スティーブ・ソダーバーグが往年のハリウッド映画へのオマージュを捧げた『さらばベルリン』が4:3のスタンダード・サイズだったので、今回もそうかと思いきや、なぜかの白黒シネスコ・サイズでした。配信時にどうだったか知りませんが、そこまでこだわるならスタンダード・サイズで撮るべきでした。

★★★。
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