本日から、劇場公開とディズニープラスにて配信が同時にスタートした映画『ラーヤと龍の王国』を見て来ました。
同じアジア風(というか舞台が中国そのものだった)の『ムーラン』同様、本作もアジア風味です。東南アジアでロケハンしたそうで、キャラクターデザインや背景美術に至るまで、アジアンテイストです。
残念ながら日本語吹替版での鑑賞。
【物語】
かつて人間を救った龍たちが消え去り、複数の国が対立するようになった世界。
龍の遺した聖なる石を守る一族のもとに生まれたラーヤは、自分の不注意から石を奪われ、それがきっかけで封印されていた魔物”ドルーン”を世に放ってしまう。
数年後、もとの世界を取り戻すべく、最後の龍シスーを目指して旅をしていたラーヤは、ついにシスーを復活させるが…。
…戦闘系ヒロイン、そのパートナーとなる優しいモンスター、世界の終わりとくれば、宮崎駿の世界。色濃く影響を受けている様子が見てとれます。
勧善懲悪な物語ではないところが現代風。
石を奪った主人公の敵にも敵なりの事情があり、誰が悪人かを断定できず、誰も信用できないのがミソ。とはいえ子どもと動物たちは主人公の味方になるのがディズニー映画の良い所と悪い所です。
「化物語」に出てくる虚無のような呪詛のような、モヤモヤしたカタマリが唯一の悪で、感情を持たない絶対悪として描かれています。このあたりも日本のアニメーションからの影響か。
復活した伝説の龍が、とくに凄い力も持たないおしゃべりのお調子者だったという展開が効いてきます。ラストはホロリとさせられます。
★★★。良かった。
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